

二胡奏者
張濱(チャン・ビン)
二胡の新しいイメージを作りたい
愛知万博での感動を上海万博でも
愛知万博で演奏し、上海万博でも演奏会を行う予定の張濱さんが、
4月16日に市内で上海万博PRイベントを行った。
中国に生まれ、日本で活躍するアーティストの目に映る上海とは――?
――上海にはよくいらっしゃるそうですが、何回目になりますか? 上海に対する印象はどうでしょうか?
楽団として演奏しに来たのは初めてです。プライベートでは十数回目になりますね。
上海は昔から商業が盛んで、オシャレなイメージがあります。
上海万博の開幕も近づき、人々に笑顔の花が咲いている様子を今回各地で見ました。
上海人は本当に元気です。
――上海に来たら必ず食べるものなどありますか?
老酒(ラオチュウ)ですね。日本酒と同じくらいの度数で甘くて飲みやすいです。
それに、上海料理も大好き。
特に紅焼肉(上海風の豚の角煮)とか、家庭料理が好きです。
――甘めのものがお好きなんですね(笑)。
二胡と言えば、上海でも駐在員の奥様を中心に習われる方も多いですが、上達する秘訣は何でしょう?
まずは絶対に練習する時間を決めて、それを守ることです。
練習する時間がない場合は、同じ曲を繰り返し弾くようにすべきですね。
そして、わからないことがあったらわかるまで先生に聞きましょう。

――ところで8月に100人の日本人と、上海万博で合同演奏会を開くそうですが、
上海で演奏されることに対しての想いを教えてください。
自分が感じてきたことを表現して、
日本人老若男女100人と共に美しいハーモニーを作りたいという想いが強いですね。
5年前愛知万博で演奏した際、聴衆の心に響いた感動を上海でも伝えたいです。
――万博では世界の人を相手に演奏されることになりますが、
音楽を通してどのようなことを伝えたいですか?
二胡の新しいイメージを伝えられたらと思います。
今回、尺八など日本の伝統楽器やミニオーケストラとコラボするのですが、日本と中国と西洋をミックスし、
二胡が元来持つ切なさに加えてオシャレなイメージを持ってくれれば嬉しいですね。
特に若い世代に対して、こういう音楽もあるんだと感じて欲しいです。
――若い世代へのアピールが1つのテーマでしょうか?
そうですね。
日本では多くの人が趣味で二胡を弾いてますが、中国では趣味で弾く人は多くありません。
わかりやすくてオシャレな二胡の音楽を作り、中国の若い人にもっと二胡を身近に感じてもらい、
多くの人に趣味として演奏して欲しい…それが私の夢です。
――最後に上海に住む日本人の方に一言お願いします。
「なるほど」という言葉を贈りたいと思います。
日中では習慣など違う面もたくさんあります。
でも何事もわからないからといって諦めず、相互理解に努めて、
なるほどそういうことだったんだと感じれば、上海生活も楽しく元気に過ごせると思います。
~上海ジャピオン4月30日/5月7日号より
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