市内交通機関
上海の交通を乗りこなすには? まず「交通カード」をゲット!
上海で暮らす日本人が日常よく使う交通機関は、「地下鉄」「バス」そして「タクシー」が基本。この基本交通機関を乗りこなすツールとして、まっ先に挙げたいのが「交通カード(公共交通ソィ)」。
 最近、上海で導入されたこのICプリペイドカードは、タクシー、バス、地下鉄、モノレール、船、列車、リニアモーターカー、それに観光旅行バスや観光トンネル、さらには市内高速料金所など、ほぼすべての交通機関の支払いを可能にしたICカードとして、急速に普及し、小銭を持ち歩く煩わしさから、私達を開放してくれました。 

2003年からは交通銀行にて水道・光熱費の支払いや、一部ガソリンスタンドや駐車場での支払いが可能になり、ますます便利になっています。
 購入できる場所は、地下鉄や列車のチケット売り場のほか、交通銀行をはじめとする市内の銀行や一部のコンビニエンス・ストア、それにマクドナルドなど表示のあるお店で、デポジットとして30元を
払えば、その後はカードに必要な金額をチャージしていくだけ。入金金額は10元単位で、上限は1000元、有効期限は2年間です。カードを購入して2年経ったものは、カード販売店にて無料で交換してくれます。
 詳しい内容は、上海公共交通ソィ股キン有限公司(http://www.sptcc.com)をチェックしてみて下さい。
一番ベーシックな「交通カード」。
お気に入りの絵柄にすることもできる。

「上海のタクシー」は 上海初心者の強い味方

言葉も地理も分からない「上海初心者」なら、まずはタクシーを使っての移動が一番便利。通勤時間帯や雨の日、金曜の夜などは、若干タクシーがつかまりにくくなりますが、それ以外なら、手を挙げると市内どこでも簡単にタクシーがつかまります。
 はじめて乗ると、運転の粗さに緊張しますが、「タクシーにぼられた」「遠回りされた」という話は昔に比べると少なくなり、大半のタクシーは安全です。今は何百社ともいわれるタクシー会社間の競争のおかげか(?)サービスも改善してきています。
 そうは言っても、異国のタクシーに乗るのが不安という人は、まずは、タクシーの車体の「色」に敏感になるといいでしょう。
 上海で「安全」「親切」「社員教育がいい」と日本人によく使われているタクシー会社は、「大衆(ダー ジョン)」「強生(チャン シェン)」「錦江(ジン ジャン)」。「大衆」は薄グリーン、「強生」は黄色、「錦江」は白色の車体だと覚えておくと安心でしょう。
 また、タクシー会社によって、各種サービス(忘れ物センター、リムジン、貸しきり、運輸など)が充実してきているので、ぜひ活用してみてください。
 気になるタクシーの初乗り料金は、一般の乗用車タイプで10元、中型・大型車で15元〜。3〜10キロなら1キロ毎に2元増し、それを超えると1キロ毎に3元増しとなります。夜23時〜朝5時までは深夜料金で初乗りが13元に。日本と一番違う点は、全てが「自動ドア」ではないこと。こちらでタクシーを利用する際には、手を挙げタクシーが停まったら、自分からドアを開けることをお忘れなく。

地下鉄・軽軌(モノレール) の利用法
主な観光地、あるいはショッピングセンター街へ行く際には、地下鉄の利用をお勧めします。上海は一方通行の道路が多く、また道路が狭いため、車やバスの移動では、混雑や渋滞が予想されます。そのため移動に要する時間が全く読めないというのが現状です。地下鉄であればその心配もなく目的地へつけるはずです。
 上海の地下鉄は、現在1号線、2号線とモノレールである明珠線、それに1号線から延びる5号線があり、他にも着々と拡張工事が続いていて、今後ますます便利になることが期待されています。
時刻表がなく、発車は通常5分に一本。キップは各駅に駅員のいる窓口と自動販売機があるので、窓口付近にある価格表を確認後、目的地までの金額分(2〜6元)を購入します。もちろん交通カードも利用できます。利用の際は改札口にてカードを所定の場所へ押し当てればOK。
 地下鉄の乗り方は基本的に日本と同じですが、唯一注意したいのが、乗り継 ぎ方法。1号線から3号線の路線が交わる、人民広場駅・上海火車ユセ駅・中山公園駅では電車を降りても、向かい側に別の路線が入ってくることはありません。必ず一旦その路線を出て5分程歩かなければ別の路線へ入ることはできません。
 通勤・帰宅時間は日本なみに混雑しますが、その時間帯以外は快適な移動ツールとなるでしょう。
バスの乗り方のポイント
庶民の乗り物「バス」。上海のバスは中国のどの地域よりも発達し、地下鉄などが通っていないところへのアクセスには便利な乗り物です。金額は5角〜、郊外行きでは6元というものもありますが、市内のバス料金は通常1元、もしくはエアコン「空調(コンティァオ)」付きと書かれたバスで2元になります。
 乗り方のポイントとしては、以下の通りです。

・どのバスに乗るかを見極める
 バスマップを購入して、行きたい場所にどの路線のバスが通っているかを調べます。交通マップは駅や街中のスタンドや書店・コンビニなどで買え、1枚5元〜。バスルートの問い合わせ先(公交ホットライン16088160:有料)に電話してどのバスに乗るかを聞く方法もありますが、これは超上級者向けです。

・バス停の見方をおさえる
 上海では路線によって往路、復路が違うことがよくあります。乗車の前に一度、バス停の看板に書いてある順路、料金を確認しましょう(バス停の見方をご参照ください)。

・料金の支払い方法をおさえる
 料金の払い方は次の3つがあります。
 1:「交通カード」を使う方法
 専用の読みとり機で支払えます。
 2:投入口へお金を入れる方法
 「ボネヒハロニア」(切符売りの係員が乗車していない)バスでは、乗車するまでに小銭を用意し、乗車口の投入口
にお金を入れます。おつりは基本的に出ませんので、注意が必要です。
 3:切符売りの係員にお金を払う方法
 係員がいるバスの場合は、行き先毎に金額が異なる場合があるので、乗車後、係員に行き先を伝え、料金を確認してから金額を係員へ払います。回数券(1冊50枚/50元)もあり、終点のバス停で買えます。
黄浦江をわたるフェリーで クルーズ気分!
上海の象徴ともいえる外灘と浦東地区を横たわる黄浦江。この河を渡る方法としては、大橋と河底トンネル、そして フェリーの3つがあります。中でもフェリーは渋滞が少なく、運賃も安いことから、トンネルや橋ができた今でも、多くの市民の通勤・通学の足となっています。
 日本人が使う頻度の高い路線は、輪渡「東金線」。外灘内の金陵東路・中山東二路あたりと東昌路・富城路あたりの間を、12分おきに運行しています。価格はエアコンつきで片道2元。エアコンなしで片道5角で、1か月定期を買うと20元。自転車持ち込みやオートバイ持ち込みも可能で、それぞれ1.3元と5元です。運行時間は朝の6:00〜22:00まで。外灘のライトアップの時間帯に使えば、なんと5角で数分間のナイトクルーズ気分が味わえます。
 ちなみに、外灘からは観光遊覧船も出ています。航路は外灘と楊浦大橋を往復しています。

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